カラスノエンドウ【まめ科ソラマメ属】
 名前の由来はカラスが食べるから「カラス」の「豌豆」とばかり思っていたところ、『原色牧野植物大図鑑』で、この項目について「漢名は野豌豆で、スズメノエンドウより大形だからこの名がある」を読んで、名前の意味を取り違えていたことを知りました。
 
マメ科ということは想像していましたが、ソラマメの親類ということも、今日始めて知りました。
 そう言われれば、大きさこそ違え葉のつき方や茎が四角柱で、花も色は違いますが形はそっくりですね。
 葉の形から、ヤハズエンドウの別名があるそうです。

 沢山の株の中から、これはと思うモデルさんを探すのですが、私の腕では残念ながら出来映えは常に散々。
 そう言えば、嘗て何年か通った西新宿の朝日カルチャーセンターで、故人になられた富成忠夫先生に褒められたのは2回。
 都庁の予定地の周りに巡らしたフェンスを攀じるヒルガオの群落を、初夏の午後の薄曇りの中の高層ビルを背景に35ミリ広角レンズで写した1枚と、千葉市の泉自然公園の、南限のカタクリの1コマだけでした。

撮影03/03/23 白浜町
NikonF4s AF MICRO NIKKOR 105mmF2.8

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