この地方では『雨降り花』といったように憶えているのですが。
原色牧野植物大図鑑によると、メキシコ原産で弘化2年(1845)に渡来。観賞用として庭園に植栽される多年草、とあります。渡来の年がはっきりしているということは、何か理由があるのでしょうね。
確かに元は観賞用として日本に来たのでしょうが、庭などでは見たことがありません。
土手の緑が濃くなりやがて蒸し暑くなろうかという季節、去年と同じところに群れて咲きはじめます。
なよなよとした感じとは裏腹に、中々丈夫な野草で滅多なことでは枯れてなくなることがありません。
鮮やかなピンクが印象的です。
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