コケリンドウ【りんどう科リンドウ属】
 房総半島最南端、野島崎灯台の西側は、海に向かって緩やかな芝生のスロープになっており、遙か水平線には伊豆大島が横たわり、観光客の皆さんが三々五々散歩をしたり、潮の引いた磯で遊んだりしています。

 芝生に腰を下ろし、身の回りに目を凝らすと、このコケリンドウが目に入ります。
 草丈は数センチ以下、花の大きさは数ミリという程度ですから、知らずに行き過ぎる人が殆どですが、芝生に埋もれるように沢山の花が咲いていることに驚きます。

 真上から写したこの一コマ。
 芝の葉と較べて、その大きさが分かると思います。

 ただ・・・「コケリンドウ」と言いましたが、自信はありません。
 図鑑を見るとハルリンドウ、フデリンドウとよく似た野草が3種類あって、はっきりとこれだ、と言えるわけではありません。この次にはルーペと図鑑を持って確かめに行きたいと思っています。
           03/06/22 白浜町野島崎

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