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ナガミヒナゲシ【けし科ケシ属】
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私の図鑑には載っていないので、googleでWeb上を探しましたら、たちどころに412件も見つかりました。
インターネット恐るべし、というところです。
それらによれば、地中海から中欧の原産。
日本では1961(昭和36)年東京の世田谷で見つかったのが始めということで、帰化植物としては新顔ということでしょうか。
房総半島南端の館山市では数年前から、最南端の我が白浜町では私は一昨年が初見です。
今は国道沿いや共同墓地などに点在している状態で、帰化植物の展開中の現場にいるということで、滅多にない経験だと思っています。
それにしてもこのナガミヒナゲシ、ほかのケシと違って実が長いのでこの名があるのだそうですが、咲きながら散ってゆくほどに花弁がもろいので、群生しているのに咲いている花はまことに少なく、この日も午前10時というのにこの有り様でした。
03.04.29 白浜町・国道410号沿線で |
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